【超重要】あなたが横断歩道を見落とすのは「ひし形マーク」の意味を知らないから!
「信号機がないから 横断歩道に気が付きませんでした」
それ 言い訳です!
信号のない横断歩道を歩行者が渡っているとき、あなたはきちんと停止していますか?
見落としがちな「信号機のない横断歩道」。
じつは簡単に見つけるコツがあります。
少し難しいかもしれませんが、最後までお付き合いください。
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※詳しいプロフィールです。
「ひし形マーク」は横断歩道があるお知らせ
信号機のない横断歩道には、その手前に「ひし形マーク」の道路標示があります。
トランプのダイヤ♦みたいな図柄を見たことあるでしょう
横断歩道を渡る歩行者を守るためには、道路上の
ひし形マーク♦
を探しましょう。
まずは、歩行者事故の現状からお話しします。
横断歩道上での交通死亡事故が多発
横断歩道を渡る歩行者の発見が遅れて、交通死亡事故になるケースが多発しています。
死亡事故被害者の約4割が歩行者
2019年中に、全国で起こった交通事故死者数は
3,215人
で、そのうち
1,176人
が歩行者でした。
実に4割の人は、歩いていて交通事故で命を落としているんですね。
その歩行者のうち約6割が
道路横断中
です。
道路を横断するのは本当に危ないんですね
横断歩行者を守ろう
道路を歩く人が安心して進めないのは困りますよね。
車と人がぶつかると、人が大けがをするのは当然です。
道路交通法では、車両が横断歩道等で
歩行者等
を優先する義務があることを規定しています。
- 横断歩道
- 自転車横断帯
- 歩行者
- 自転車
横断歩道等を通過するときの減速義務
車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。
長くて何が書いてあるのか さっぱり分からないわ
車両等が横断歩道等を通過するときのルールが書いてあります。
「人や自転車が横断歩道等を渡るのを優先するために、車などはゆっくり近づいてね」
というようなことを書いてあります。
車両が直ちに停止できるような速度で進行することを「徐行」と言います
横断歩道等に接近したときの手順
横断歩行者を優先するために、何をすればいいでしょうか。
① 道路上のダイヤを探そう
こんなダイヤモンド(ひし形)を見たことがありますよね。
これは、前方に
- 横断歩道
- 自転車横断帯
があることを教えてくれる道路標示です。
そして、横断歩道等の横には
こんな道路標識があります。
前の車に追従して走っていると、前方の様子が分かりにくいですが、前の車の下側からダイヤモンドが出てくると、横断歩道等の存在に気が付きますよね。
道路上では、ダイヤモンドを探しましょう。
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② 減速する
ドライバーのみなさんは、横断歩道等に近づくとき
横断歩道等の直前で停まれるくらい(徐行)
に速度を落としましょう。
ダイヤに気が付いたあなたは、横断歩道・自転車横断帯に気が付きます。
横断歩道等に近づくときは、直前で停止できる速度で停止できる速度で車を走らせてください。
歩行者や自転車が見えないときも徐行する必要はありますか?
物陰に人や自転車いるかもしれません 徐行してください
あなたの進路前方の横断歩道等は、『渡ろうとする横断歩行者等がいないことが明らか』
ですか?
道路には街路樹や看板など、人や自転車を隠してしまうものが多くあります。
さらに、対向車線が渋滞して横断歩道の一部が見えない場合もあります。
「横断歩行者等がいないことが明らか」でないなら、減速して横断歩道等の直前で停止できるような速度で走らければなりません。
横断歩道では減速が原則なんですね
速度を落とさなくていいのは「渡ろうとする横断歩行者等がいないことが明らか」な時だけです
まとめ
信号機のない横断歩道を見つけるコツは、道路に描かれた「ひし形マーク」を見つけること。
横断歩道は直前の道路標示を見ていれば気づきます。
車の運転手が横断歩道等に近づくときは、まず減速する。
そのさい、歩行者が
- 渡るか
- 渡らないか
は、関係ありません。
横断歩道に気が付くかどうかは、あなたの注意力次第です。
減速義務については以上ですが
について別の記事にしていますので、参考にしていただけると幸いです。