【ペーパードライバー】車線変更のコツとやり方を丁寧に解説します

- 車線変更が怖くてできない!
- 車線変更のやり方を教えて
- 車線変更が上手くなるコツは?
車線変更が苦手なばかりに、いつまでたっても大通りを走ることができず遠出できないペーパードライバーは非常に多いです。
この記事では、車線変更が苦手なペーパードライバーの方に、基本的な「車線変更のやり方」を丁寧に解説します。
これを読めば車線変更の手順やコツが理解できるようになります。

車線変更は慣れるまでなかなか難しいですよね。
- 現役トラックドライバー
- 年間約8万キロ走行
- ペーパードライバーを応援するブログ運営
※詳しいプロフィールです。
車線変更のコツは「相手の後ろに入る」こと
車線変更のコツは「相手の後ろに入る」ことです。

相手の後ろに入るってどういうことですか?

並走する車の後ろに入るということです。
誰も走っていない道路で車線変更をするなら、ハンドルを右または左にまわし移りたい車線に車が入れば車線変更は終了します。
しかし並走する車がいる道路では、相手の前に入ればいいか後ろに入ればいいか迷うことがあります。


相手の後ろに入るんですね。
でも、どうすればいいの?
それでは、車線変更のやり方について、順を追って説明します。
車線変更のやり方
基本的な車線変更のやり方は、次の手順です。
- ミラーと目視で安全確認
- 入るスペースを見つける
- ターゲットに速度を合わせる
- 合図は3秒
- ターゲットの後方にスライドする
- ハンドルの切れ角はわずか
- ハンドルもアクセルも一定に保つ
- 車線変更中も安全確認
- 車線変更後も速度をキープ
①ミラーと目視で安全確認

まずは、周りの車の確認です。
車内にあるルームミラーと、左右ドアにあるサイドミラーを使って、
- 後ろ
- 右
- 左
の車を探してください。
ただし、ミラーだけでは見ない部分、いわゆる死角があるので、必ず直接自分の目で確認(目視)することも忘れず行ってくださいね。

どうして最初は目視じゃなくてミラーなの?

いきなり目視確認するよりも 目や顔を動かす角度が小さくて済むからです。
②入るスペースを見つける

移りたい車線に4~5台分のスペースを見つけ、そこに入りましょう。
そのさい並走する車両があれば、その車の後方にスペースがあることが望ましいです。
理由は、並走する車両の前方に加速しながら入るよりも、後ろに減速しながら入るほうが安全に車線変更できるからです。

無理して前に入らないほうがいいんですね。
③ターゲットに速度を合わせる

車線変更のコツを「回転ずし」で説明します。
あなたはお寿司の皿を取るときに、どのように手を動かしていますか?

手の動かし方なんて考えたことないですよ。
あなたはお寿司を取るときに、左に進むお皿に速度を合わせて手を動かし、ちょうど取りやすいタイミングでそっと皿をつかんで持ち上げていることでしょう。

言われればそうかも!
車線変更も同じです。
あなたは、移りたい車線の車をターゲットとして捉え、その車に寄り添うように速度を合わせてください。

④合図は3秒
車線変更の前には、合図が必要です。
移動を開始する3秒以上前から、右または左の方向指示器を点滅させてください。
方向指示器を点滅させることは、周囲の車に対して「私はこれから車線を変更しますよ」と宣言していることになります。

3秒って結構長く感じますね。
⑤ターゲットの後方にスライドする

ターゲットの車を真横、あるいは少しだけ斜め前にとらえたら、ゆっくりとそのターゲットの後方に滑り込んでいきましょう。
絶対にターゲットの前に入るのは避けましょう。
理由は、ターゲットの前に入ると追突される危険がありますし、「割り込まれた」と勘違いされるからです。

ここが難しいんですよ。
⑥ハンドル切れ角はわずか
周りに迷惑をかけたくない一心で素早く車線変更しようとする人がいますが、一気にハンドルを切ると車のふらつきを招きとても危険なのでやめましょう。
車線を変更するときのハンドル切れ角はわずかでかまいません。
わずかに切ったハンドルを保ち、3秒間くらいの時間を使って車線変更を完了させるのがいいでしょう。

ゆっくり移動するんですか!
知らなかった。
⑦ハンドルもアクセルも一定に保つ
あらゆる運転操作に意識を注ぎながら、ハンドル操作やアクセル操作が一定に保てるようにしましょう。
運転に慣れた人は、それぞれに意識を注ぐことができますが、運転が苦手な人はどれかがおろそかになってしまいがちです。
それぞれがおろそかになると
- 安全確認不足
- 車のふらつき
- 無意識な減速
につながり、大変危険です。
⑧車線変更中も安全確認
ハンドル操作やアクセル操作に気がとられると、安全確認がおろそかになります。
前方の安全確認も大事ですし、後方も大事。追突事故を起こさないよう、前も後ろもしっかり意識して確認しましょう。
⑨車線変更後も速度をキープ

車線変更が終了すると、安心感からアクセルを踏む力が抜けてしまいがちです。
追突被害を避けるために、しっかりとアクセルを踏み速度をキープしましょう。
車線変更が完了すれば、ルームミラーやサイドミラーで後方を見て、後ろの車が接近していないかよく確認しましょう。
もしも、接近しているようならアクセルを踏む力が抜けているのかもしれません。

速度をキープ キープ
まとめ
車線変更が苦手なペーパードライバーの方に、車線変更の基本的なやり方を解説しました。
- ミラーと目視で安全確認
- 入るスペースを見つける
- ターゲットに速度を合わせる
- 合図は3秒
- ターゲットの後方にスライドする
- ハンドルの切れ角はわずか
- ハンドルもアクセルも一定に保つ
- 車線変更中も安全確認
- 車線変更後も速度をキープ
車線変更の要領は
- 右左折
- 高速道路での合流
などで応用できる運転技術です。
初めは難しいかもしれませんが、一つ一つ理解しコツを覚えると、運転技術全体が上がっていきますから、勇気をもってチャレンジしてください。
まだ、説明が足りない部分もありますが、機会があればもう少し細かなポイントなどをお話ししたいと思います。

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