ペーパードライバーからの脱出を応援しているせとぐるです。
この記事を書いた人は こちらから
ペーパードライバーに限りませんが、運転が苦手だという人は
駐車
が苦手とおっしゃいます。

子育てしながらの買い物は、本当に大変です。
家に子供を置いてくるわけにもいかず、一緒に出掛けるとするとやはり車を使うことになります。
スーパーの駐車場は広くて停めやすいのですが、運転が苦手なママさんだと勝手が違います。
バックで停めたり、前進で停めたり、縦列駐車をしたりと、スーパーでの駐車の仕方は場所ごとに違うし、駐車の方法も人それぞれ。
ところであなたは、
前進と後退
どちらで停めるのが好きですか?

バック駐車が苦手なら
前進して停められる駐車枠
を見つけて停めましょう。
ここでは、上手く前進駐車するためのポイント
コンビニの駐車場で安全に停められる場所は こちらから
前輪が後輪を導く

先ずよく分かっていてほしいのが、ハンドルを回したときに動くのは前輪であって、後輪ではないということです。
当たり前のことなのですが、この当たり前が最初のつまづきになることが多いんですよ。

枠の中に車を入れるコツは、ハンドルでは動いてくれない後輪を、前輪が導いてあげるように操作することです。
チャイルドシートの正しい使い方は こちらから
内輪差と外輪差を知る

車が前進しながら曲がるとき、後輪は前輪よりも内側を通ります。
内輪差 カーブ内側での前輪と後輪との軌跡の差
外輪差 カーブ外側での前輪と後輪との軌跡の差

4つの車の角と4本のタイヤの位置
運転席に座っていて、車のボディの4つの角と、4本のタイヤがどこにあるかイメージできますか。
前輪は自分よりも前にあるのでイメージしやすいと思いますが、後輪の位置は分かりづらいですよね。

運転席で室内後方を見てみると、タイヤハウスがあるのが分かりますね。
見えないですか?
タイヤが収まっている空間で、車内の荷物室両側が膨らんでいる部分です。そのタイヤハウスの上のほうに目立つテープなどを貼っておくと、タイヤがどこにあるのかイメージしやすくなります。
車のボディの4つの角がどこにあるか意識しないと車はぶつかりますが、車を操作するのに大切なのは、4本のタイヤがどこにありどう動いているかをイメージすることです。
後輪の軌跡をコントロールする
駐車場の通路真ん中を走っていると想定して、左側の駐車枠に前進で駐車してみましょう。

入りたい駐車枠の手前側の白線に、車の左後輪を添わせていくことでうまく駐車できます。
車を前に進めると、助手席側窓の外に、停めたい駐車枠の手前側の白線が交差するのが見えてきます。

ハンドルを左に回し、駐車枠に車の頭を入れていきます。
車の右前の角が隣の駐車枠に入っていても、タイヤは枠から外に出ていません。
ぶつからない範囲なら、車の角は駐車枠から出てもかまいません。
それよりも、後輪がどこを通っているかに注意して車を進めてください。
それでは、後輪の軌跡を確認するのはどうせばいいのでしょうか?
左バック駐車のポイントは こちらから
⑤ミラーをうまく使う

左後輪がちゃんとイメージする場所に来ているか常に確認しましょう。
確認する方法は、サイドミラーを活用することです。
左後輪の姿を見るには、あらかじめミラーの角度を下向きに調整しておくといいでしょう。
もちろん、駐車が終われば下向きに調整したミラーを元に戻しておいてくださいね。
駐車枠の白線など、停める場所の目安になるものと左後輪の位置や距離を確認しながら車を進めていくと、上手く駐車枠に入っていきます。

駐車した場所の前方が空いていれば、前進で出発することができるので、運転苦手でも大丈夫ですね。

「0円」で駐車練習をする方法は こちらから
まとめ
駐車枠に上手く前進駐車するポイントをおさらいしましょう。
ボディの4つの角
を衝突させないために、
4本のタイヤの位置と動き
をイメージして運転します。
車の大きさや形はそれぞれですし、駐車する場所もそれぞれなので具体的な数字を書いてもヒントにならないと考え、あえて記していません。
安全な場所で繰り返し練習できるのが理想ですが、なかなかそんな好条件を持っている人はいないでしょう。
日々の駐車の機会に4本のタイヤのことを思い出して、特に
前輪が後輪を導いていく
ことを意識して、安全に前進駐車ができるようになってください。
