【ペーパードライバー】高速道路への安全な入り方を解説します
- そろそろ遠くまでドライブしてみたい
- まだ高速道路を走ったことがありません
- 高速道路への入り方を教えて
運転に慣れると、遠くまでドライブしたくなります。
でも、高速道路への入り方が分からず、長距離ドライブをあきらめているペーパードライバーさんが実は多いんです。
この記事では、高速道路への安全な入り方を解説します。
この記事を読めば、これまで行ったことのなかった温泉地やショッピングモールまで、自分の車で出かけることができるようになります。
- 現役トラックドライバー
- 年間約8万キロ走行
- ペーパードライバーを応援するブログ運営
※詳しいプロフィールです。
インターチェンジの仕組み
一般道路から高速道路に接続する部分をインターチェンジ(IC)といいます。
「インターチェンジ」って聞くだけで緊張しそう
運転が苦手な方は、インターチェンジと聞くだけで身構えてしまうかもしれんが、この後を読めば大丈夫です。
インターチェンジは
- 入口
- 誘導路
- 料金所
などからなり、多少の差こそあれ仕組みや役割はどこも同じようなものです。
それぞれ解説するので リラックスして続きを読んでくださいね
高速道路の入口
高速道路には必ずその入口があります。
構造は大きく分けて
- 分岐
- 交差点
の二つ。
分岐
一般道路から枝分かれした道路に入ります。
分岐の入り口は、一時停止することなく入ることができます。
交差点
三叉路以上の交差道路に入ります。
信号機や標識に従って一時停止してから入ります。
誘導路を安全に走ろう
入口から料金所の間に走行する道路が、誘導路です。
誘導路は基本的に高速道路の一部ですから
- 駐車
- バック
- Uターン
などが禁止されます。
料金所ではどうする?
料金所は、高速道路を利用する車両をチェックし、料金を徴収するところです。
ゲートをくぐるタイプのものがほとんどです。
料金所は入る時と出る時で役割が違いますし、走行の仕方も違います。
レーンには
- 一般
- ETC
の2種類があります。
詳しくは次の章で解説します。
高速道路入口を地図で予習しよう
高速道路に初めて入るなら、あらかじめ地図で確認することをおすすめします。
地図を見て何が分かるんですか?
上の地図は松山インターチェンジの航空写真ですが、分岐の仕方やレーンの位置などをあらかじめ知ることができ、実際に走行するときをイメージすることができます。
高速道路入口を実際に走行しよう
実際に走ってみたので、写真をもとに解説します。
これは愛媛県松山市にある「松山インターチェンジ」を走行した様子です。
国道56号線から松山外環状道路を経由し、松山ICに入りました。
入口をみつけよう
一般道路を走行中に、高速道路の入口を示す案内標識を見つけましょう。
高速道路に関する標識は緑色がほとんどです。
この先に自分が入りたいインターチェンジ(IC)があるのか、どれくらいの距離でICにたどり着くのか理解しておきましょう。
200メートル先の交差点を右折すればいいことが分かりますね
入口から入ろう
松山ICは左分岐で入ります。
入口手前で左ウィンカーを点滅させ、車線変更の要領で左に入りましょう。
誘導路では落ち着いて
誘導路に入ればいったん心を落ち着かせながら走りましょう。
カーブや上り坂があっても、制限速度を守って入れば大丈夫です。
ETCを利用する方は、車載器にカードが入っているか最終確認をしましょう。
もしカードが入っていなければ慌てますよね。
でも、誘導路では決して止まらず、料金所の「一般レーン」まで進んで係員に事情を説明してください。やさしく対応してくれますよ。
行きたい方面を確認
誘導路の途中には、方面を示した案内表示があります。料金所を過ぎた後で分岐になりますから、その前に行き先をしっかり確認しておきましょう。
料金所
料金所の通過方法は、「一般レーン」と「ETCレーン」で異なります。
「一般レーン」
一般レーンへの通り方を解説します。
料金所の「一般レーン」では、チケットを取らなくてはいけません。
右ハンドルの車なら右側の機械に、左ハンドルの車なら左側の機械に近づけて一旦停止しましょう。
車を寄せるのにはコツがいりそうですね
窓を開けて機械からチケットを抜き取ります。
車を近づけすぎるとミラーをぶつけるし、離れているとチケットを取ることができないので、ほどよい距離に近づけられるようにしましょう。
チケットを取れば、そのまま進行します。
うまくチケットを取ることができました
「ETCレーン」
ETCレーンの通り方を解説します。
ETCレーンは中央を走りましょう。
気をつけたいのは速度です。
ETCレーンを通過するときは、時速20㎞/h以下で走ってください。
どうしてなんですか?
ETC情報を正しく読み取るためにほんの僅か時間が必要で 情報が読み取れないとゲートが開かないんです
必要なら進路変更
料金所の先には分岐点があります。
自分が行きたい方面をしっかり確認し、必要があれば進路変更してください。
上の写真だと左側が高松方面で、右側が宇和島方面です。
分岐点では交通事故が非常に多いので、左右や後方の車をしっかり確認して安全に走りましょう。
ランプウェイで本線の確認
ランプウェイでは本線への合流を準備します。
いよいよ本線に入るんですね
本線合流のやり方は別の記事に詳しく書いていますので、そちらを参考にしてください。
しっかり加速して本線に合流
しっかり加速することも安全運転の技術です。
高速道路を利用するときは、安全確認を行なった上でしっかり加速する技術を身につけましょう。
松山インターチェンジを撮影しました
国道56号線から高速道路に入る手順です
準備しておくといいもの
ETC車載器
ETC車載器を取り付けておかないと、ETCレーンを通ることができません。
今後ETCが設置されたインターチェンジはますます増えますし、メリットも多くなります。
ETC車載器を早めに取り付けることをおすすめします。
ETCカード
ETC車載器を搭載しても、ETCカードがなければ利用することができません。
クレジットカード作成の際に併せてETCカードを作っておくといいですよ。
最新にアップされたカーナビ
せっかくのカーナビも情報が古いと価値が半減します。
地図データは常に最新のものに更新しておきたいですね。
まとめ
- 高速道路に安全に入るためには、インターチェンジの仕組みを知っておくことが重要です。
- インターチェンジは、入口・誘導路・料金所などから構成されていて、その場に応じた走り方をすることが大切です。
- ETCレーンを走ることは、安全と便利を手にれることにつながります。
高速道路は歩行者や自転車に遭遇することがありませんし、信号機や踏切ともほぼ無縁です。
なので、見方を変えれば一般の道路よりも楽に走行することができます。
インターチェンジのことをしっかり理解し、安全に高速道路に入れれうようになれば、あなたのドライブが今より楽しくなること間違いなしです。
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