判断する

交差点走行中に救急車が近づいたらするべきこと

setoguru
ママさん
ママさん
先週 救急車が近づいてきたとき交差点にいて慌てちゃいました

せとぐる
せとぐる
サイレンは聞こえてましたか?

ママさん
ママさん
気が付いたときはもう交差点の中でどうしようもなかったんです

せとぐる
せとぐる
それは大変でしたね

ぺーパードライバーからの脱出を応援している「せとぐる」です。

車を運転中に『ピーポーピーポー!』と救急車のサイレンが聞こえてくると、誰でも背筋が伸びるほどの緊張感に襲われます。

もしかして「どけどけ ジャマだよー」って聞こえているんじゃないですか?

大丈夫です。そこまで意地悪なことを救急車は思っていませんよ。

でも、譲らなければならないことは間違いありません。

救急車に限らず、サイレンを鳴らす車はさまざまあります。

救急車などのサイレンが聞こえたとき、慌てずに対処すべきことをお話しします。

この記事を書いた人は こちらから

運転苦手の人にやって欲しいこと二つ

結論を先に言うと、救急車に進路を譲ってください

運転が苦手な方にとりあえずやって欲しいことは

  1. 速度を落とす
  2. 道路左側に寄る

の二つです。

アクセルを少し緩めて徐々に速度をおとし、前の車と距離を保ったまま左側端に寄ることができれば、救急車の進路も確保できると思います。

道路交通法第40条第2項

前項以外の場所において、緊急自動車が接近してきたときは、車両は、道路の左側に寄つて、これに進路を譲らなければならない。

せとぐる
せとぐる
前項以外の場所とは 「交差点又はその付近」以外の場所です

安全な進路変更は こちらから

理想的な対処法

速度をおとしたり左側に寄せるだけでは、まだまだ充分ではありません。

少し運転に余裕が出てきた人は、次のようなことに注意しながら運転をしてください。

サイレンが聞こえたら

  1. 周囲の確認
  2. 救急車を発見
  3. 救急車の進路を理解
  4. 速度を落とす
  5. 道路端に寄る
  6. 必要なら停止する

としていけば、救急車は安全に進んでいくことができるでしょう。

車の死角については こちらから

こんな場合はどうする?

交差点に差し掛かる

交差点又はその付近を走行中に救急車が近づいた時には、交差点を避けて左側に寄り一時停止しましょう。

道路交通法第40条第1項

交差点又はその附近において、緊急自動車が接近してきたときは、路面電車は交差点を避けて、車両(緊急自動車を除く。以下この条において同じ。)は交差点を避け、かつ、道路の左側(一方通行となつている道路においてその左側に寄ることが緊急自動車の通行を妨げることとなる場合にあつては、道路の右側。次項において同じ。)に寄つて一時停止しなければならない。

絶対に交差点の中で立ち止まることのないように気を付けてください。

そのためには交差点に進入しないで、手前で停車することが大切です。

すでに交差点に入っている場合は、速やかに交差点を出ましょう。

一番困るのは、前方の渋滞のせいで交差点に立ち止まることです。

救急車が交差点でどの方向に進むのかは、私たちにわかりません。

直進だけでなく、右折・左折する可能性が充分あるからです。

また。救急車は赤信号でも進行することができます。

交差点の中に一台の車も存在しなければ、救急車は安全に進行することができることはよく分かりますよね。

ですから、救急車の存在に気がつき交差点に差し掛かったときは、新たな交差点に入らないで、左側に寄り一時停止しましょう。

救急車が交差点に進入しない事が明らかになってから、交差点を通過すれば大丈夫です。

上手なコミュニケーションの取り方は こちらから

一方通行路の場合

道路交通法では、一方通行路で左に寄ることが救急車などの妨げになる場合、右側に寄って進路を譲らなければならないと示してあります。(黄文字参照)

道路交通法第40条第1項

交差点又はその附近において、緊急自動車が接近してきたときは、路面電車は交差点を避けて、車両(緊急自動車を除く。以下この条において同じ。)は交差点を避け、かつ、道路の左側(一方通行となつている道路においてその左側に寄ることが緊急自動車の通行を妨げることとなる場合にあつては、道路の右側。次項において同じ。)に寄つて一時停止しなければならない。

例えば救急車が後ろから近づいているとして、自分よりも後ろの車が右に寄り車線の間を通そうとしている時などは、右に寄るほうがいいでしょう。

自分の前に十分な車間距離をとっておけば、前に進みながら右に寄せることができるようになります。

中央分離帯がある反対車線を対向している

救急車が、中央分離帯で区分けされた対向車線を走っているとき、特に渋滞もなく走行できていれば、速度を落とす必要はないと思います。

ただし対向車線が渋滞し、救急車がその渋滞の最後尾に着いた時は注意が必要です。

救急車は、道路右側部分を走行することが特別に許された車です。

なので、分離帯の切れ目から反対車線、つまり自分が走行している車線に入り逆走することがあり得るのです。

対向車線の救急車といえども、道路環境や交通状況をよく観察して、早めに対処できるようになるとスマートな運転になります。

全なブレーキのかけ方は こちらから

まとめ

運転中に救急車が近づいてきたら

  1. 速度を落とす
  2. 道路左側に寄る

の二つを行いしましょう。

また、交差点またはその付近で救急車が近づいてきたら

  1. 交差点をさけて
  2. 道路左側に寄り
  3. 一時停止する

ようにしましょう。

救急車などのサイレンをきくと、緊張感してどのように行動していいか分からなくなるでしょう。

救急車には、病気の人やけがをした人が乗っていて、急いで病院に向かっています。

救急車という車のことを考えないで、中に乗っている病気の人やけがの人のことを考えると、ずいぶん優しくなれますよ。

せとぐる
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愛で運ぶドライバー
ブロガー/現役トラックドライバー/運転歴35年以上/ペーパードライバーからの脱出を目指す人を勝手に応援中/
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