渋滞の先頭は誰?自然渋滞が起こる理由【坂道シリーズ①】
- 渋滞が起こると面倒くさい
- 事故でもないのにどうして渋滞が起こるの?
- 渋滞の先頭はいったい誰?
ドライブ中に事故が起きたわけでもないのに渋滞が発生し驚くことはありませんか。
私は仕事中急いでるときに限り渋滞に出会っている気がして、正直イライラすることがあります。
この記事では、事故や工事でもないのに渋滞が起こる理由を紹介します。
この記事を読めば、大キライな渋滞のメカニズムが分かり、少しだけ心を落ち着かせながら運転を続けることができるようになります。
渋滞は誰もが避けたいと思っていますよね
- 現役トラックドライバー
- 年間約8万キロ走行
- ペーパードライバーを応援するブログ運営
※詳しいプロフィールです。
渋滞の先頭は誰?
自然渋滞の先頭は、「上り坂で速度が落ちる運転手」です。
トラックに乗っている「せとぐる」も渋滞の先頭になることが多いですが、それはある意味仕方のないことです。
バスやトラックは普通車に比べて加速が鈍いし速度も遅いので 渋滞の先頭になることが多いんです
しかし、ここで言ってる自然渋滞はちょっと違っていて、大型車両でもないのに渋滞の原因を作っている人のことを指しています。
大型車でなくても速度が落ちてるってことなんでしょうか?
それでは、大型車両でない車の運転手が坂道で渋滞を引き起こす理由は、何なんでしょうか。
渋滞が起こる理由は?
自然渋滞を引きこす理由の一つは、速度の低下です。
速度の低下?
特に、下り坂から登り坂に変わったところで速度低下が起きやすいと分かっています。
そのメカニズムは次の通りです。
- 先頭の車が坂道で速度が落ちる
- 次の車が驚きブレーキを踏む
- 更に次の車がブレーキを踏む
- これらが連鎖する
- 後続車の速度がどんどん落ちる
- とうとう停まってしまう
- その結果 渋滞する
そういうことだったんですね
上り坂の直前で渋滞が起こりやすいことが分かりました。
それでは、渋滞にハマったらどうすればいいんでしょう?
渋滞の対処法
渋滞にハマったら、あきらめましょう。
ええっ そんな!
仕方ありません。
渋滞にハマってからやれることは、ほとんどないんです。
あきらめて 渋滞を楽しみましょう
ただ、渋滞にはまる前にあらかじめ渋滞を避けることはできると思います。
やってはいけない対処法
渋滞にハマったら、どうにかして早く抜けたいのが人情です。
そんな時、あなたならどうしますか?
空いてる車線に移ると思いますよ
いち早く渋滞を抜けたいとき、たいていの人は空いてそうな車線に車線変更します。
しかし、これがやってはいけない対処法の一つなんです。
どうしてなんですか?
実は、車線変更も渋滞を起こす原因の一つなんです。
たかが車線変更くらいでも 渋滞を引き起こすんですよ
進路変更も他人の進路を塞ぐ行為なので、渋滞の原因になるんです。
渋滞の時の車線変更は、後続の渋滞をさらに大きくする行為です。
先を急ごうとして車線変更しても、大きな変化はないのでやめましょう。
車間距離を広く取っておくことも 渋滞抑制には有効なんですよ
渋滞を起こさないために
渋滞を起こさないためには、坂道に差し掛かったところで速度を落とさないことが大切です。
坂道に差し掛かっても 速度を一定に保ちましょう
無意識に車を運転している人は、速度を一定に保つことができません。
坂道に差し掛かった時に速度を落とさないことで、渋滞を起こしにくくなります。
速度を一定に保つのなら アクセルを一定に踏めばいいですよね
そこが誤解の一つなんです!
確かに平地を走るなら、アクセルを一定に保っていれば速度が一定になりやすいです。
しかし、平地から坂道に変わるとどうでしょう。
アクセルを一定に保っていただけだと、速度が落ちていくんです。
そうか 言われてみるとそうですね
坂道に差し掛かった時に大切なのは、アクセルを一定に保つことよりも、速度を一定に保つことです。
坂道に差し掛かったときは、渋滞を起こす張本人になる可能性があります。
速度を一定に保つことで渋滞を起こす先頭の人にならないよう、気をつけましょう。
まとめ
自然渋滞の先頭は、上り坂で速度が落ちる運転手です。
登り坂に差し掛かったら、速度を落とさず走ることを意識しましょう。
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