【ママでもできる】車のバッテリー上がりの対処法と予防法
これから保育園まで送らなきゃいけないのにエンジンがかからない!
そんなことになったら慌てますよね。
昨日まで普通に走っていた車のエンジンがかからないということは、よく聞く話です。
- ドアを開けてもルームランプがつかない
- キーを回してもエンジンがかからない
- キーを回しても音がしない
それ、バッテリーが上がっているかも。
この記事では車のバッテリーが上がってしまった時の対処法や、それ以前の予防法について解説しています。
最後まで読めば、たとえ車に詳しくないあなたでも、急なバッテリー上がりで慌てることがなくなります。
私も何度か「バッテリー上がり」をやってしまいました
- 現役トラックドライバー
- 年間約8万キロ走行
- ペーパードライバーを応援するブログ運営
※詳しいプロフィールです。
バッテリー上がりとは?
バッテリー上がりとは、バッテリーに電力が残っていないために、エンジンがかからなくなる現象です。
バッテリー上がりの原因は?
車のバッテリーは使用中も充電を繰り返すことで、一定の電力を蓄えています。
しかし、「蓄える」ことより「使われる」ことが増えると「バッテリー上がり」の状態になってしまいます。
我が家の家計も同じかも!
バッテリー上がりの原因としては、以下のようなものが挙げられます。
- エアコンやオーディオなどの電装品を長時間使用した
- ルームライトをつけたまま車を放置した
- バッテリーの寿命がきた
エアコンやオーディオなどの電装品を長時間使用した
エアコンやオーディオなどの電装品。
走行中の使用なら、十分充電力があるのでバッテリー上がりになることはないでしょう。
しかし、エンジンを停止した状態で長時間使用すると、バッテリーが上がってしまいます。
電装品はエンジンをかけた状態(アイドリング)で使用しましょう。
真冬だとバッテリーの能力が低くなるので アイドリングでは充電量が足りないかも
ルームライトをつけたまま車を放置した
消費電力が小さく思えるルームライトですが、点けっぱなしにしているとバッテリーは上がります。
例えば読書灯。
夜間の降車前に読書灯を点けて車内を見ることありませんか?
読書灯を点けたまま車から離れて一晩たつと、バッテリー上がりになってしまうかもしれません。
昼間だとルームランプに気が付かないことも多いので、しっかり目で確認するクセを付けましょう。
買い物帰りに慌てて車から降りると 読書灯の消し忘れに気づかないこともありますよね
バッテリーの寿命がきた
バッテリーの寿命は意外に短く、2~3年程度と言われます。
車検をすでに2度受けている車なら、そろそろバッテリーの寿命がきています。
そうなると交換するしかありません。
バッテリー交換について のちほどお話しします
バッテリー上りを示すサインは?
あるとき突然起こるバッテリー上がり。
じつは、直前にサインが出ている場合があるんです。
バッテリー上がりの状態を示すサインとして、以下のようなものが挙げられます。
- エンジンがかからない
- セルモーターが回らない
- ヘッドライトやオーディオなどの電装品が正常に動作しない
エンジンがかからない
セルモーターが勢いよく回り、すぐにエンジンがかかるときバッテリーは正常です。
しかし、セルモーターが「キュルキュルキュル」となるのに、エンジンが回らないことも。。
そんな時はバッテリーが上がりかけています。
エンジンがかからないからといって何度もセルモーターを回していると あっという間にバッテリー上りになるから気を付けて
セルモーターが回らない
「カチッ カチッ」と音がするのにセルモーターが回らないなら、かなり危ないです。
バッテリーが上がっているかもしれないので、それ以上セルモーターを回すのはやめましょう。
ヘッドライトやオーディオなどの電装品が正常に動作しない
エンジンをかけなくても電装品が使える、ACC(アクセサリー電源)を知っていますか?
スタートボタンを1回押すとスイッチが入り、エンジンをかけなくてもオーディオやパワーウィンドウを作動することができます。
ACC電源をオンにしても電装品が正常に動かないときは、バッテリー可能性があるので点検をしましょう。
バッテリー上がりの対処法
たとえバッテリー上りをしても、必ず交換が必要なわけではありません。
寿命や完全放電でなければ、充電することで一時的に復活することがあります。
バッテリー上がりの対処法としては、以下のようなものが挙げられます。
自分で対処する場合
手順さえ守れば、自分で対処することも難しくありません。
- ブースターケーブルでジャンピングスタートする
- ジャンプスターターを使う
- バッテリー本体を取り出して充電する
ブースターケーブルでジャンピングスタートする
一番やすあがりで済むのは、ほかの車から電力をもらう方法。
ブースターケーブルで2台の車のバッテリーをつなぎスタートボタンを押せば、エンジンがかかります。
あらかじめブースターケーブルを購入し車に載せておけば、いざというときに役立ちます。
デメリットは、救援車がいないと役に立たないことです。
救援車があるなら これが一番早くて安上がりです
ジャンプスターターを使う
救援車がいなくても
ジャンプスターターがあれば、自力でエンジンをスタートすることができます。
フル充電したジャンプスターターを車のバッテリーにつなぎスタートボタンを押せば、エンジンがかかります。
デメリットは、事前にフル充電しておく必要があることです。
ドライブが好きなら 絶対に用意しておきましょう
バッテリー本体を取り出して充電する
ポータブル電源を使えば、より確実に充電することができます。
ジャンプスタートの機能がないので、ポータブル電源で車のバッテリーを充電し、その後エンジンをスタートさせてください。
デメリットは充電の時間が必要なことと、ポータブル電源そのものが割高なことです。
ロードサービスに依頼する場合
ジャンプスターターなどのグッズを持ち合わせていないなら、ロードサービスに救援を求めましょう。
ロードサービには、以下のようなものが挙げられます。
- JAFなどのロードサービスに連絡する
- 保険会社のロードサービスに連絡する
- 給油カードのロードサービスに連絡する
ロードサービスは確実に対処してくれます
ただある程度時間がかかることは覚悟しておきましょう
JAFなどのロードサービスを利用する
日本自動車連盟(JAF)の会員になれば、バッテリー上がりにも都度無料でかけ付けてくれます。
しかも24時間365日、何度でも大丈夫。
ただし入会金2,000円 年会費4,000円が必要です
保険会社のロードサービスを利用する
任意保険に加入すると、無料のロードサービスが付いていることがあります。
ロードサービス
例
- レッカー移動
- バッテリー上がり
- キーとじ込み
- パンク
あなたが加入している保険はどうですか?
これから加入するなら よく調べておきましょう。
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給油カードのロードサービスを利用する
知らない人も多いですが、給油カードにもロードサービスが付いている場合があります。
例えば、エネオスカード。
路上サービス30分以内なら無料になるので、バッテリー上がり時にとても助かります。
カードの利用方法を工夫すれば、年会費を無料にすることもできますよ
バッテリー上がりを防ぐ方法
バッテリー上がりは、日ごろの対策で防ぐことができます。
バッテリー上がりを防ぐための対策としては、以下のようなものが挙げられます。
- バッテリーの寿命を延ばすために、定期的に点検・交換する
- 電装品はエンジンをかけたまま使用する
- ドアは確実に閉める
バッテリーの寿命を延ばすために、定期的に点検・交換する
バッテリーを点検は、自分でできます。
ボンネットを開けて、バッテリーの液量を点検するといいでしょう。
どうやればいいのかな?
ボンネットの開け方やバッテリー液の点検方法を、別の記事にまとめているので参考にしてください。
電装品はエンジンをかけたまま使用する
繰り返しになりますが、電装品はエンジンをかけた状態で使いましょう。
短時間の使用なら問題ありません。
しかし、ルームランプやカーオーディオなど、長時間利用するならアイドリング状態で使うことをお薦めします。
ルームランプを確実に消す
ルームランプを確実に消しましょう。
最近の車はドアを閉めても、しばらくルームランプが点いています。
なので、急いで車を離れると読書灯の消し忘れに気が付かないことも。
ルームランプが消えているか、よく確認してから車を離れましょう。
降りる前に荷物を見ようと ついルームランプを点けるんですが 消し忘れないよう気を付けます
まとめ:備えあれば憂いなし
車のバッテリー上がりは、誰にでも起こり得るトラブルです。
日ごろから対策をしておけば、バッテリー上りを未然に防ぐことができるでしょう。
もしバッテリーが上がっても、事前の備えがあれば自身で対処できます。
ただ、手順を間違えるとけがや故障のおそれもあるので、自信がなければ無理せずロードサービスに救援を依頼しましょう。