「コレどうすればいい?」交差点で救急車に出会ったら○○だけはやめて!
『ピーポーピーポー!』
運転中どこからともなく聞こえる救急車のサイレン。
もしもあなたの車が交差点に差し掛かっていたとしたら、どうしますか?
この記事では、救急車のサイレンが聞こえたとき、慌てずに済む対処法をお話しします。
サイレンを聞くと誰でも緊張しますよね
この記事を丁寧によんでみてね
- 現役トラックドライバー
- 年間約8万キロ走行
- ペーパードライバーを応援するブログ運営
※詳しいプロフィールです。
救急車に出会ったら交差点には入らない!立ち止まらない!
救急車に出会ったら、交差点に入ることだけは避けましょう。
救急車は、傷病人を病院に運ぶ緊急車両です。
たとえ赤信号でも、安全を確認しながら交差点を進行することができます。
そのためには、周囲の車が交差点を避けるよう努めなければなりません。
交差点又はその附近において、緊急自動車が接近してきたときは、路面電車は交差点を避けて、車両(緊急自動車を除く。以下この条において同じ。)は交差点を避け、かつ、道路の左側(一方通行となつている道路においてその左側に寄ることが緊急自動車の通行を妨げることとなる場合にあつては、道路の右側。次項において同じ。)に寄つて一時停止しなければならない。
交差点を避けることができたら 道路左側に寄り一時停止してください
交差点以外の場所で救急車に道を譲るための運転行動2つ
交差点でないところでも、救急車に進路を譲りましょう。
進路を譲るための運転行動は
- 速度を落とす
- 道路左側に寄る
の2つです。
前項以外の場所において、緊急自動車が接近してきたときは、車両は、道路の左側に寄つて、これに進路を譲らなければならない。
この「前項」というのは『交差点又はその付近』のこと
つまり
交差点やその付近以外の場所でも
救急自動車が接近してきたときは
道路左に寄って 進路を譲らないといけないんです
速度を落とす
アクセルを少し緩めて徐々に速度を落としましょう。
前後の車との距離(車間距離)をとれば、追突事故を起こしません。
道路左に寄る
道路左に寄るのは注意が必要です。
サイドミラーを見て、左側に歩行者・二輪車がいないことを確認してください。
寄せるときはゆっくりと。
急ハンドルは厳禁です。
必要ならば一時停止し、救急車に進路を譲りましょう。
安全な進路変更は こちらから
特殊な状況で救急車に進路を譲る方法
特殊な状況で救急車に進路を譲る方法について解説します。
- 一方通行
- 中央分離帯のある道路の反対車線
一方通行路の場合
道路交通法では、一方通行路で左に寄ることが救急車などの妨げになる場合、右側に寄って進路を譲らなければならないと示してあります。(黄文字参照)
交差点又はその附近において、緊急自動車が接近してきたときは、路面電車は交差点を避けて、車両(緊急自動車を除く。以下この条において同じ。)は交差点を避け、かつ、道路の左側(一方通行となつている道路においてその左側に寄ることが緊急自動車の通行を妨げることとなる場合にあつては、道路の右側。次項において同じ。)に寄つて一時停止しなければならない。
後方から接近する救急車に対して、前後の車両と同じ方向に車を寄せることが重要です。
後方の車が右側に寄せたのに、自身が左に寄せてしまうと救急車の邪魔になりかねません。
また、自分の前に十分な車間距離をとることもたいせつ。
前車と空いていれば、前に進みながら自車を右に寄せることができます。
中央分離帯がある反対車線を対向している
救急車が、中央分離帯で区分けされた対向車線を走っているとき、特に渋滞もなく走行できていれば、速度を落とす必要はないでしょう。
ただし対向車線が渋滞し、救急車がその渋滞の最後尾に着いた時は注意が必要です。
救急車は、道路右側部分を走行することが特別に許された車です。
なので、分離帯の切れ目から反対車線、つまり自分が走行している車線に入り逆走することがあり得るのです。
対向車線の救急車といえども、道路環境や交通状況をよく観察して、早めに対処できるようになるとスマートな運転になります。
安全なブレーキのかけ方は こちらから
まとめ
交差点またはその付近で救急車に出会ったら
- 交差点をさけて
- 道路左側に寄り
- 一時停止する
ようにしましょう。
交差点の中で立ち止まると、救急車は安全に進行できません。
可能ならば交差点手前で、すでに交差点に入っているなら速やかに交差点を出て、道路左に寄り停車しましょう。
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