『かくれんぼ』が子どもの命を守る?|見えない車の死角を「見える化」する学習法
駐車場で子どもが亡くなる事故が後を絶ちません。
どうしてなんでしょうか?
その原因は車の死角。
この記事では、車の死角を体感できる簡単な学習法をお伝えします。
この学習法なら、運転者のママも運転しないお子さんも同時に、見えない死角を「見える化」することができますよ。
ママがいないところではやらないよう お子さんにしっかり伝えてくださいね
- 現役トラックドライバー
- 年間約8万キロ走行
- ペーパードライバーを応援するブログ運営
※詳しいプロフィールです。
「死角」の学習法はママとする車での『かくれんぼ』
ママさんとお子さんに楽しんでほしいゲームは
かくれんぼ
です。
鬼はママさん!
いや けっして鬼ババってことではありませんから
周りに車がない できるだけ広い場所に車を駐車
↓
ママ鬼は運転席に
↓
お子さんは車の周りで鬼に見つからないよう隠れる
やり方はこれだけ。
ママさん鬼は、お子さんを見つけられますか?
車の死角
車の運転席からは
- 前
- 右
- 左
- 後ろ
と、ほぼ360度を見ることができます。
それは、窓ガラスがあるからですね。
しかし本当に、360度のほとんどを見渡せているんでしょうか。
「かくれんぼ」をしてみると、見えてるはずの前方や後方で、お子さんが隠れることができるのに気が付いたと思います。
イマドキのママさんは、
- 軽四乗用車
- コンパクトカー
に乗っている人が多いですが、中には
- ミニバン
を運転している人もいます。
これらのほとんどの車には、ボンネットがあります。
そして、ボンネットの前は、運転席からは見えない死角です。
小さなお子さんが車の前で、道路に絵をかいていたとしたらどうですか?
想像するだけで、背筋がザワっとしますね。
ミラーの死角をサポートするグッズは こちらから
歩行者は運転者の目を見るクセをつけよう
かくれんぼのときにママさんからお子さんが見えなかった場合、お子さんからも運転席のママさんが見えていません。
ですから、車の近くでは運転者の目を見るように伝えてください。
運転者の目が見えない場所に立ち止まらないよう、よく言って聞かせてください。
車の死角は想像するよりずっと広い
かくれんぼをしてみると、本当に
「そんなところに隠れられるんだ!」
と驚くと思います。
車の死角は、私たちが想像する以上に広いです。
車に乗り込むまでに、車の周りを確認しておきましょう。
運転席のドアを開ける前に、車の後ろを確認し助手席側を回って車の前を通って元に戻ると、360度の安全確認ができます。
- 幼稚園の駐車場
- コンビニの駐車場
- スーパーの駐車場
などでは特に注意が必要です。
車を発進させる前に、周囲の確認をしてから車に乗り込みましょう。
コンビニで安全に停められる駐車場所は こちらから
まとめ
運転席で感じる不安の一つは、死角です。
死角は想像以上に広いです。
お子さんと「かくれんぼ」をすることで、ママさんもお子さんも同時に死角の広さを知ることができます。
簡単にできるので一度試してみてはどうでしょうか。
最初に言ったように
「ママさん」以外の人とはこの「かくれんぼ」を絶対にやらないよう、お子さんと約束しください。
お子さんの命を守るために考えたゲームで、かえって命を失うことがあってはいけませんので、よろしくお願いします。
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